13日 2月 2014

冬に時期。なぜ補聴器の電池は早くなくなるの？

最近、お客様から「補聴器の電池が早くなくなる」とのお問い合わせが多くなっています。

実は、補聴器で使われている空気電池は、使用環境の乾燥状態と二酸化炭素によって本来の電池寿命より短くなることがあります。

この状態は空気が乾燥する冬場に、開放型の石油ストーブやガスストーブなどの暖房機、換気を十分に行わない場合に起こることがあります。 

 

 

　補聴器用空気電池；PR41　　各環境下での放電持続時間を確認　　

 
  ［20℃　60％；2000pmm(通常時）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　100％］ 

 

 ［20℃　15％；2000pmm(乾燥状態）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　83～９５％］

 ［20℃　60％；4000pmm(悪環境）　　　54～65％］
冬の乾燥時期に換気の悪い状態で、暖房機（開放型）を2～3時間使用したとき。

 

暖房時には健康のためにも、お部屋の換気を十分に行いましょう。

空気電池は、電池シールを剥がしてから約1分後に使用可能になります。気温が低いと本来の電池性能が十分に発揮できませんので、電池が冷えている場合は体温で少し温めてからご使用ください。

 

使用済みの空気電池は、補聴器の丹羽で無料回収いたします。