1、騒々しい場所での聞き取りが向上
2、音の方向感が取りやすい
3、疲れにくい
4、言葉の聞き取り能力維持
1、騒音下での聞き取り
騒々しい中で大事な音(声)を聞き取るのは、片耳では困難です。
(1箇所に情報が集中してしまうため。)
その点、両耳だと、必要な音(声)を見極めるのは、容易になります。
2、方向感
左右共に同じくらいの聴力の場合、片耳装用ですと、真後ろから車が近づいた場合に、
どうしても、補聴器装用耳の方向から車がやってきたように感じてしまいます。
(方向感のずれ)
その点、両耳だと、左右それぞれの方向はもちろん、真後ろからくる車にも対応できます。
3、疲れにくい。
左右共にバランスよく音(声)が入ってくると、片方に集中する必要性がありません。
また、両耳装用の場合は、両側とも利得(ボリューム)を下げないと、うるさく感じ、
疲れてしまいますので、そのため、必ず両耳の場合、利得(ボリューム)を下げます。
結果、それぞれの耳にもやさしく、ピーピー音(ハウリング)も起こりにくくなります。
4、言葉の聞き取り維持
近年、メーカーの広告物でも言われているのが、使用しない耳が出来てしまうと、
その側の言葉の聞き取り能力が低下してしまう、というもの。
※毎日、散歩する方と、運動不足気味で家にじっとしている方、
二人の足の使い方と同じようにイメージしてください。
(普段歩かない人がたまに歩くと、疲れ具合、比べ物にならないですよね・・・)
ご家族の方が両耳装用のメリットを実感していただくには、耳の片側を塞いで、
いろんな場面で片耳だけの聞き取りを試していただくと、すぐに体験できます。
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