「最近聞こえが悪くなってきたけど、補聴器を付けるほどでもないしなぁ」なんて思っている方は結構いらっしゃると思います。そんな方に自宅でできる聞えの判別法を教えます。あくまでも簡易的な方法なので詳しくは耳鼻科医や補聴器店で調べてください。
テレビの音量が家族と10近く違う方
テレビのメーカーによって音量数字が違いますが、家族が見ているテレビで自分とどのくらいの音量の差があるか確認してみてください。
子供がいたり騒がしい時などは4,5くらい音量を上げることはありますが、10近く違うと家族との聴力の差が感じられます。
また、テレビの音は聞こえるけど何言っているかわからない。などの症状も出ます。
隣の部屋から呼ばれても聞こえない。
同じ部屋に居て小さい声などで話された時は誰だって気づかない時があります。
隣の部屋から呼ぶときは、相手に聞こえるように少し大きめの声で呼びますね。この声を聞き漏らすということは、少し耳が遠くなっているかもしれません。
不意の呼びかけが分からない。
会話には流れがありますね。例えば「おはよう、今日は何時に起きた?」「これから買い物行くけど何か買ってきてほしいものはある?」など聞き取れない言葉があっても話の流れで理解できる時があります。
ですが、不意に話しかけられると内容が理解出来ない時があります。
それが家族の場合いつも続くと仲もギクシャクしてしまいますね。
電話の声が聞きづらい。
人との会話では対面してお話しするので、口の動きや顔の表情なども目に見えています。
電話の場合は音声だけなので、人によって聞こえやすい声と聞こえづらい声があります。
ゆっくりと話してもらうのが一番いいんですが、それでも電話は難聴者にとって聞きづらいものです。
昔はもっと聞こえていたはずなのにと感じていると思います。
難聴はだんだん進行して行く場合があるので、耳が遠くなったなと感じたらお早めにしっかり診てもらうことをおススメします。